『新わかりやすいJava 入門編』を終えた感想。
はじめに言っておくと、IQ145本以来の買って失敗した技術書だった。
どちらも秀和システムが出版しているので少し悲しい気持ちになった。
IQ145本のレビューの記事は下にリンクを貼っておく。
いつもと違いタイトルを『読んだ感想』ではなく、『終えた感想』としたのは読んだだけでなくソースコードを全て打ち込んで実行したからだ。
私はJavaに出会ってからすでに1年以上が経つが、はじめた理由は検定に必要だったからであって、それに独学で入門書も読まずに今までやってきてしまったため、知識に偏りがあるように感じた。
そのため入門書を1冊購入し、体系的に学び直すことにした。
使った本がこちらだ。
内容は他の入門書とさほど変わりないと思うが、新わかりやすいJava入門編|書籍情報|秀和システム から見ることができる。
基本的な文法に加え、オブジェクト指向やJava8の内容も少し入っている。
例外処理、列挙型、ジェネリクス、ラムダ式などには殆ど触れられていない。
入門書として、内容はそこそこ良かったがとにかく誤植が酷い。
ホームページで正誤表はサポートされているが、入門者にとってはかなり負担になるだろう。
私のは初版で、誤植は2版では直されているらしいが、どこまで直されているかは確認していないので注意して欲しい。
また、2017年中旬に本書のオブジェクト指向編が出版されるらしいが、それの誤植も酷くなる可能性があるので注意していただきたい。
私はこれを読んで基礎的なことは学び直せて良かった。
また、間違いが多かったおかげで注意して読むことができ、逆に力はついたかもしれない(むしろ間違い探しをしている気分だった)。
次は来年リリース予定のJava9に向けてJava7/8を勉強し直す予定だ。