『わかばちゃんと学ぶGitの使い方入門』を読んだ感想。
先日発売された、湊川あい・著の『わかばちゃんと学ぶGit使い方入門』を読み終えたので感想を書いていこうと思います。
わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉
- 作者: 湊川あい,DQNEO
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2017/04/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これまで私は、Gitをコマンドラインから操作していましたが、文字ベースのため、はじめの内は、どのコマンドがどんな操作をしているのかがいまいちピンときませんでした。
しかし、この本ではSource TreeというGUIのツールを使ってGitを操作していくため、視覚的にGitのややこしい概念を理解できる構成となっています。
WindowsとMacに対応している本ではありますが、Windowsに重点を置いて解説が進んでいくため、若干の注意は必要です。
ですが、よほどの機械オンチでもない限り、Macユーザーであっても殆ど戸惑うことなく進められるでしょう。
イラストや図、漫画が豊富で実際に手も動かすため、読んでいて飽きることはありません。
むしろ癒されるので、私は他の勉強との合間に休憩として読んでいました。
その気になれば1日で読み終えられそうな本なので、初心者でも安心といった感じです(むしろ初心者が読むべき)。
だからと言って内容が薄っぺらい訳ではなく、これを読めばGitの基本的なことは習得できます。
私は、来年、授業でチーム開発をする機会があるので、同じメンバーにこの本を読ませようと企んでいたりします。
一箇所だけ残念な点を挙げるとすれば、本の通りに進めていると、さっきまでなかったコミットやブランチが突然増えていたりするので、本の内容をそのまま再現するのに少し時間がかかりました。
これに関しては、初心者は少し戸惑ってしまうんじゃないかなあ、と思っています。
(考えすぎかな?)
読んでいて楽しかったので、この本の前作『わかばちゃんと学ぶWebサイト制作の基本』もそのうち読んでみようかと思います。
以上、『わかばちゃんと学ぶGit使い方入門』のレビューでした。
おしまい。